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血圧に要注意!!サイエントキラー

血圧に要注意!!サイエントキラー

今回も見ていただきありがとうございます。タカです。

 

今回は、おそらく、たくさんの人に関係のある話でないでしょうか。「血圧」について書きます。

 

自分は、正直血圧が高くなっても、全く症状が出なかったし、普段通りの生活ができました。なんでも食べることができたし、必要以上に運動をして、汗をかいて、大きな声を出して・・・こんな当たり前にできてしまうのに、病気は着々と進行していたんですね

 

今思えば、気づいたときにもう少し対策を練っておけばよかったと、後悔していますが、この記事を読んでいただいている同じ病気で苦しんでいる人に少しでも勇気を与え、よりよい対策をしていただくためにも、「血圧」という言葉でヒットして、偶然この記事に出会った人に、警鐘を与えるためにも、自分自身のことを正直に書いていこうと思います。

 

サイエントキラーって聞いたことがあるでしょうか?言葉だけ聞くと
「かっこいいじゃん」
と思われるかもしれません。

 

「とんでもない!!」

 

サイレントキラーとは、沈黙の殺し屋との意味です

 

高血圧が原因で知らず知らずのうちに自分の体がやられていくんです。高血圧の多くは、原因が不明の上に自覚症状も出てこないので、知らないうちに症状が進行していきます。

 

「まさに僕のことです」

 

高血圧が続くと、頭痛、頭重感、のぼせ、肩こり、動悸、息切れ、発汗などが起こりやすくなります。でも、これらは高血圧であることを示す特有の症状ではなく、高血圧から起こりやすい深い症状の一例に過ぎないんですね。肩こりや頭痛などは血圧が正常な人にも起こりますし、風邪や熱などの一時的な病気や、心身のストレスなどによっても起こります。だから、これらの症状から、高血圧であると判断することは難しいみたいです。

 

そして、症状が出てきたときには合併症がすでに進行していると考えられます。重症の高血圧が長く続くと、自覚症状が出てきますが、そのときはすでに、合併症の病気がもたらす症状が体の異常を知らせています。動脈硬化が進行して心臓に負担がかかっていると、息切れ、動機、むくみ、胸痛などが表れ、脳で異常が進行していると、ひどい頭痛、吐き気、痙攣などが起こり、腎障害が進んでいると、むくみ、頻尿、多尿、乏尿などが現れてきます。
腎臓が悪い人って、症状は人それぞれですが、自分の場合は、とにかく頻尿ですね。むくみが多くなるという方のずいぶん出会ってきたし、医者からも「むくんでないね」と毎回チェックもされました。

 

さらに言うと
重症の高血圧が長い間続いても合併症の自覚症状が出にくいこともあり、この場合は、突然、脳卒中や心筋梗塞の発作に見舞われ、そのまま絶命してしまうこともあるみたいですよ。

 

このように、本人が知らないうちに、体の各部位で怖い病気が進行していくことから、高血圧は「サイレントキラー」沈黙の殺し屋と呼ばれてるんです。

 

とにかく血圧が高いなあと思ったら、早期発見、早期治療!!
僕みたいに慢性腎臓病になると、薬の治療やら、食事制限やら言われました。

 

「一度悪くなった腎臓は元には戻らない」
「いまの状態をキープするのが大事」

 

僕が、慢性腎臓病の最初のサインであった「血圧」によるサイン。
ホント、サイエントキラーで自覚症状なんてありません。

 

だまされたと思って・・・なんて生易しいことじゃないですよ。

 

「今すぐ病院に行ってください。そして適切な処置をして、健康な体をずっとキープできるよう、必要な処置をしてください。」

 

それでは、今回のタカからまとめの一言

 

「血圧をバカにするな!!」


 

後々後悔しないようにしてください。

 

何かに夢中になっているとき、なかなか気づきにくいものでと思います。
僕がそうでしたので。

 

ただ、頭の片隅にでも、「血圧」のこと少しでもあると、かなりの予防になると思います。

 

ほったらかしより、まず予防!!
サイレンとキラーを舐めないでくださいね。

 

 

血圧に気をつけろ!って具体的にどんなことをするか・・・

 

僕がお医者さんから学んだことを中心にまとめてみますね。


 

血圧に気をつけること

1.薬を必ず毎日飲む。(薬物療法)
2.毎日の生活を見直す。(非薬物療法)
(食事、規則正しい生活、適度な運動をバランスよく行うこと!)

 

1.薬を必ず毎日飲む。(薬物療法について)

薬を飲まなければいけないのに、薬を飲まないという自己責任で症状が悪化することのないようにしてください!
薬を飲んでさえいれば、どれだけ症状を遅らせることができるか・・・。
定期的に通院していても、しっかり薬を飲まないとまるで意味がありません。

 

2.毎日の生活を見直す。(非薬物療法について)

症状が軽度の人で、まだ薬物治療を行っていない人にも、有効な予防手段です。他人事ではなく、自分ごととして捉えないといけないと思います。
簡単にいって、食事、生活、運動をバランスよく行うようにすること。このうちどれか一つでも不十分であるとうまくいかないそうです。

 

食事

塩分を控える
これは、当たり前ですが、食塩を取りすぎると血圧が上がります。
塩分を控えるために、僕が工夫していることを具体的にまとめます。主に、母から学んでいる(現在進行形)ことをもとにまとめています。

 

 

1日6g未満を目指します!!

 

料理にかけるソース・しょうゆは少なめに。(できれば減塩しょうゆ)
味噌汁は汁は飲まない。(具沢山にする、または味噌汁を作らない)
パンや寿司などの塩分で調理されたものは少なめにする。
レトルト食品などの加工食品は避ける。
外食を少なめにする。(1週間に1回)
味がほしいときは、唐辛子やハバネロで味付け。


 

生活

・十分な睡眠確保
疲れ、ストレスを少しでも軽くするためにも、十分な睡眠は必要です。「寝る子は育つ」とか、「子どもは9時に寝ろ!」と、全く同じ理屈。健康のためには十分な睡眠の確保は必要です。

 

・ストレスをためない
緊張したり、気持ちが追い込まれたりするとストレスがたまり、結果として血圧が高くなります。
肩の力を抜いた生活、マイペースな生活を心がけるようにすると良い世思います。
社会生活の中のイライラも解消できる方法、自分なりに見つけたいものです。

 

・入浴
入浴は血行がよくなり、血圧低下が期待できますが、長湯や高温の入浴は心臓によくないそうです。入浴剤や炭酸風呂も血圧低下にいいみたいですね。僕も好きです。

 

運動

有酸素運動をするように進められました。

 

有酸素運動は、運動負荷が少ない動きを継続して行う運動のことです。酸素を取り入れながらの運動です。
反対に、無酸素運動は筋トレやダッシュなどの息を止めてグッと力を入れる運動のこと。筋力アップには効果的ですね。

 

僕は、ウォーキングを毎日朝と夕方に行うようにしています。
朝食前の脂肪燃焼と、水分補給が必要だとアドバイスされましたよ。

 

 

小学校の先生だと、規則正しい生活や、ある程度の専門用語は調べなくても答えれます(笑)
ただ、知識はあっても実際に行動するかどうかは別問題。
意識して、自分のためを思って、しっかり行動してください。

 

その結果として、血圧も予防できますよ〜


 

次回は、また、病気の進行がすすんでいく様子を伝えます。

 

タカでした。
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